Mac100% 1999 April/MAC100-1999-04.ISO.7z/MAC100-1999-04.ISO/特集2「iCON FREEEAK10000SP」/iCONOKRAFT P-Alpha.1/READ ME/広告の提案

Text File | 1999-02-11 | 3KB | 24 lines

ソフトウェア上の広告について。

我々KRAFTAはこのiCONOKRAFTをfreewareとして配布しようと計画しております。しかし、開発にある程度の費用がかかっており、また、我々としても報酬を正直なところ望んでいるのです。
いま、大変多くのsharewareが公開されております。これは報酬を得たいという同じ考えを解決する最も有名な手段です。しかし、我々はこのシステムに対し疑問を抱くのです。（いえ、否定するわけではございません。我々がこれを行うことに対してです。）
我々は本業として全員デザイナーとしてやってきております。デザイナーにとって報酬はクライエントから支払われるのです。そして、我々の作品を見る皆様からは報酬を得ることはありません。
また、不正な手段でシェアを支払わずに使用するユーザーもかなりいることがわかってきております。これではちゃんと支払ったユーザーに対し不公平を生む原因となります。
そして、なにより我々は少額の負担をユーザーに負わすことが精神上苦痛なのです。
アイコンをエディットできるソフトウェアに20ドルや40ドルも支払いたいと思われますか？

そこで、我々KRAFTAは実験的に新たな可能性を作り上げようと考えています。デザインに関わっている都合上、我々は宣伝・広報がいかに重要かを知っております。また、その手法も熟知しております。あなたはYahoo!を利用する時に少額の料金を支払っていますか。違うでしょう。あなたの事を欲しいと願うクライエントがトップにバナーを貼っているのです。そしてその広告費がYahoo!という素晴らしいシステムを動かしているのです。我々はこれをソフトウェアでも適用できないか、と考えています。

我々はこのようなシステムを計画しております。
まず、現在iCONOKRAFTbannerの入っている場所にスポンサー様のBannerを搭載します。そして、それをクリックしたとき、ユーザーにスポンサー様のサイトへの案内を表示します。そして、サイトを覗けるようにブラウザを立ち上げます。つまり、インターネットでのbanner広告と同等のシステムです。
しかし、残念なことにインターネット上のＷＥＢと違いアクティブに変更をすることなどが不可能です。これは、広告媒体としてはこのままでは失格です。しかも、インターネットと直接関わりのあるソフトウェアではないのでネットワークupdateを組み込むのはユーザーにとって煩雑でしかも損失が発生する可能性もあります。
そこで、ある一定期間を経るとアップデータを要求するシステムが稼働し、ユーザーは自分の意志でダウンロードサイトへ向かい、アップデータを拾ってくると言うシステムを考えております。これで、ユーザーが意図しない接続やプライバシーの問題を回避しつつ常に最新の広告を表示させることが可能と判断します。
なお、このシステムは試案のうちの一つです。

もちろん、この計画はスポンサー様がいらっしゃればの話です。
もし、興味がございましたら遠慮なく我々へメールを送ってきて下さい。その反応を考慮してシステム及び料金体系を考えたいと思います。安心して下さい。我々はインターネットの平均広告料より遙かに安価な設定を考えております。例えば個人サイトでも十分に利用価値のあるような価格を考えております。

KRAFTA
広報担当：平澤和馬
[e-mail]
(このアドレスは広報に関するアドレスとさせていただきます）